熱海旅行その2 来宮神社
キャッシュレスが盛り上がっているので、そっちの記事を先に書いてしまった。
熱海旅行の話の続き。
前回はこちらから。
2日目。
起きたのは8時半くらい。
ホテルで朝食を頂いた。ミートボールがうまかった。
最近、米の味にうるさい自分がいる。
大学の食堂や弁当の米が美味しくないのだ。
なんかべちゃっとしているし、ツヤもない。
セブン弁当の米は最高。
チェックアウトの時に、ホテルのスタッフと雑談。
これから行くところを決めていないというと、熱海の話をしてくれた。
熱海は冬にも色々な観光要素があるという。
もちろん温泉も冬ならではかもしれないが。
冬でも花火大会。
1月に咲く熱海桜。
恥ずかしながら、全く知らなかった。
ホテルのスタッフも、知名度がないと嘆いていた。
もったいないに尽きる。
熱海を応援していきたいと思った。
一言。
綺麗な神社だった。
そして、とても興味深い神社だった。
この神社は、大国主命が国を治めるため、島根の地からやって来た際、気候風土がよく温泉も湧くこの伊豆の地を気に入ったため、この地に居を構えたという。そのあとが、この神社ということだ。
この神社は大楠がシンボルである。
樹齢2000年を超えるこの木は本州最大とも言われており、パワースポットとして人気だそうだ。
この木を一廻りすると寿命が一年延びるという。
僕がこの神社を興味深いと思ったのは、他の神社の差別化に取り組んでいたことだ。
例えば、社務所にカフェが併設されている。
ラテやコーヒーが普通に販売されていた。
緑に囲まれた清々しい場所で飲む一杯は特別なのだろうか。
女性のグループやカップル、高齢者の夫妻などが休憩に利用していて、とても賑わっていた。
さらには、スマホの撮影台まであった。
インスタ映えを狙っている。すごい神社だ。
もしかしたらこういう取り組みに対して批判があるのかもしれないが、僕はこの神社はとても素晴らしいと思う。
神社の役割とはなんだろうか。
僕が思うに、神社とは安らぎの場であるべきだと思う。
誰にも打ち明けられない思いを、神様にお願い事として打ち明ける。
少し心が軽くなる。
カフェにもそんな安らぎの力があると思う。
美味しい飲み物は喉だけでなく、心も潤してくれる。
そういう意味では、神社とカフェの相性はとても良いのではないだろうか。
時代の流れから、地域の繋がりが弱くなっていると言われる。
しかし神社は日本全国に点在する。
地域社会の拠点として、地域復興の拠点として、神社の役割を見直してみても良いのかもしれない。
東京への帰りに、駅前で団子を買った。
焦げがいい感じ。
やっぱり花より団子である。
以上。