ムーンライト信州と松本城

ムーンライト信州に乗った。

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松本駅にて)

そもそもムーンライト信州というのは、快速の夜行列車である。

昔は夜行急行「アルプス」が定期列車として運行されていたというが、夜行バスなどの台頭による影響だろうか。

現在では夏休みや冬休みなどに限って、臨時列車として運行されている。

特急ではないので、JRが1日2370円で乗り放題の「青春18きっぷ」とも併用可能だ。

 

この列車は全席指定であり、指定席券520円がかかる。

この指定席券こそが人気で、なかなか入手することができない。

ヤフオクなどを見てみると、3000円くらいで取引されていることがわかるだろう。

だから人々は、切符が発売されるちょうど1ヶ月前その日に、みどりの窓口で争奪戦を繰り広げるのだ。

 

しかし僕がムーンライトを使って帰省することを決めたのは、出発前日である。

理由としては、東海道線を9時間乗り通すことへの抵抗と、ムーンライトに乗ってみたいという欲求からだ。

先述の通り、チケットはなかなか取れない。まして前日である。

そこで僕が使ったのは、JR東日本のきっぷ予約サービス「えきねっと」だ。

ネットで予約すれば、券売機で発券ができる便利なサービスなのだ。

ここを狙った理由は、キャンセルする人が出るからだ。

しかし、そう簡単に確保できるわけではない。

出発当日も、バイトの休憩中にこまめに確認していたが、満席表示が続いていた。

 

バイトが終わってから、とりあえず東京駅に向かった。

山手線の車内で、えきねっとのサイトを更新し続ける。

結局確保できたのは、当日の出発直前23時頃だった。

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東京駅で発券し、新宿駅へ向かった。

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新宿駅には鉄道ファンをたくさん目にした。

まあこの列車の特性上、そうなるのは必然的なのかもしれない。

 

車内は広々とまではいかないものの、リクライニングがついていてそれなりに快適。

そして車内は20度。悪くない。

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国鉄時代の古さが、このデジタル時代となっては趣を感じる。

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他の席のおっちゃんたちはすぐ寝ていた。さすが。

僕は寝れない時のために本を備えた。

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駅を出ると、鉄道唱歌のオルゴールが流れて旅が始まる。

モーター音を感じながら列車に揺られる旅は、やはり素晴らしい。

 

一つ残念なことがあった。

鉄道ファンの中高生達(大人も)だ。

駅に着く度にドアを開けてドタバタと車内を移動していた。

ドアの開閉は結構音が大きく響くため、睡眠の妨げになった。

さらには、寝ている人の前でカメラを出して車内風景や車内設備の撮影。

たしかに二度と乗ることのできない電車かもしれない。

たしかに料金を払っている以上、乗客の権利はそれぞれ等しく与えられるべきである。

それでもやはり、夜行列車には配慮というものがあって然るべきではないだろうかと思った。

 

松本駅

そんなこともあって、もともと信濃大町まで行くつもりだったが、車内にいるのが辛くなったので松本で降りることにした。

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駅を出たものの、真っ暗。

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気温はマイナス5度。マグラーをしていないので、寒さが痛い。

マクドでコーヒーを買って、松本城へ向かう。

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いやー、美しい。

空気が綺麗だから、星もたくさん見える。

そしてなんといっても国宝のこの天守だ。

黒と白のコントラスト。

途中下車成功。

 

この写真はgalaxys8で撮ったものを、Lightroomで加工したものだ。

個人的になかなか満足している。

もちろん、一眼レフには敵わないが。

 

また明るい時間に来て、壮大な姿とその中を見にきたいと思う。

 

松本からは、中央線で名古屋へ、そこから東海道線で大阪へ。

13時間の長い旅を楽しむことができた。

年明けの上京ももちろん18きっぷ

腰をゆっくり休ませたい。

 

以上。

 

ビブリオバトル ー全国大学ビブリオバトル2018ー

ビブリオバトルをご存知だろうか。

ビブリオバトルとは、言ってしまえば本の紹介のプレゼンテーションゲームだ。

ビブリオバトル公式ウェブサイト: 知的書評合戦ビブリオバトル公式サイト

子供の教育としても注目されている。

平成30年4月、文部科学省 第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/04/__icsFiles/afieldfile/2018/04/20/1403863_001_1.pdf

でも記載されている。

読書不足が問われる今日、このようなゲームを通じて少しでも本に興味を持ってもらえればよいなと思う。

 

ビブリオバトルは、試合である以上、ルールが結構厳格に決まっている。

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ビブリオバトル公式ウェブサイトより)

発案者である谷口忠大教授(立命館大学情報理工学部)によると、5分というところがポイントだそうだ。

小学生などが行う3分のものは、ミニビブリオと呼ばれる。

また、投票基準は「どの本が一番読みたくなったか?」であり、決してプレゼンテーションのうまさではない。

初めて本格的なビブリオバトルを観戦したのだが、そのルールの面白さを存分に味わうことができた。

プレゼンが上手とは言えなくとも、自分の選んだ本に対する思いと、その本の魅力を存分に発揮出せれば、逆転勝利もあり得ることがわかった。

試合後の懇親会でも、コミュニケーション能力が高い人ばかりということではなかった。

あくまでも「読みたい本」を決めるゲームであって、「人」にはスポットが当たっていない。

これがビブリオバトルの魅力である。

 

そして今回、全国大学ビブリオバトル2018大阪決戦

全国大学ビブリオバトル2018~大阪決戦~

を見てきた。

読売新聞が弾丸バスツアーを企画してくださり、タダで見に行くことができたのだ。

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感想を先に述べると、とても面白かった。

こんなよい企画を用意してくださった読売新聞の方には感謝しかない。

 

大手町の読売新聞本社には0時集合だった。

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(夜の大手町)

僕のような大学1年から就職が決まった4年生、さらには主婦の方や小中学校の先生までいらっしゃった。

皆さん本当にお若い。

もともと40人の枠を用意していたそうだが、集まったのは20人弱。

おかげさまで、高速バスでは2人席を一人で使わせて貰った。

高速バスは結構寝れない。

いつもはカーテンの隙間から外の景色を覗いたりして時間が経つのを待つのだが、今回はぐっすり寝れた。

 

翌朝、桂川PAで休憩があった。

腰を休めるためにPAを歩いていると視線を感じる。

不思議に思いつつトイレに入ると、髪の毛が爆発した僕の姿が。

右側だけ重力に逆らっていた。

あれはすごかった。写真を撮っておけよかった。

 

立命館大学いばらきキャンパスはとても綺麗だった。

キャンパスマップ|立命館大学

茨城ではない。茨木だ。

自分が大阪に住んでいた頃からずっと工事をしていたが、中に入ったのは初めて。

公園やカフェなど、地域の人々の憩いの場となるようなキャンパスだと思った。

スタバが入っているのは流石と言ったところ。

うちの大学のカフェのコーヒーはあまり美味しくないので、スタバにしてほしい。

 

大会前に、先述の谷口教授による特別教室が開かれた。

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一番記憶に残った言葉は、「ビブリオバトルでは、人を通じて本を知ることができ、本を通じて人を知ることができる」ということだ。

人に紹介された本は読みたくなるし、その人がどんな種類の本を好きなのかによって人柄も見えてくるということだ。

Exactly.

 

その後、大会が開かれた。

参加者にはうちわが配られ、一番読みたいと思った本に投票する。

会場は1000人規模の大きなホールで開かれたものの、バトラー(発表者)はあまり緊張したそぶりを見せることもなく、堂々と本のアピールをしていたのは流石といったところ。

 

優勝したのは「夜市」

全国大学ビブリオバトル、真壁詩織さんが最高賞 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

夜市 (角川ホラー文庫)

夜市 (角川ホラー文庫)

 

妖怪の経営する、なんでも買える夜市に迷い込んだ兄は、才能を得るために弟を売ってしまう。

弟はこの世から消えてしまうが、夜市の存在を思い出す度に弟を思い出す兄。

そして今日、ついに兄は弟を取り返しに夜市へ…

という流れらしい。

ホラー文庫ではあるものの、最後の結末に驚かされたというバトラー情熱的な訴えが我々観客に響いた。

 

しかし、決勝戦は本当に接戦だった。

バトラーの情熱溢れるビブリオで、どれも読みたくなる本ばかりだった。

 

準優勝は注文の多い注文書。

注文の多い注文書 (単行本)

注文の多い注文書 (単行本)

 

この本を宣伝した女性は、観客を巻き込むとても面白いビブリオを披露した。

注文の多いと聞くと、真っ先に浮かぶのは宮沢賢治の「注文の多い料理店」だが…

 

審査員の特別賞は、 Good Luck。

Good Luck

Good Luck

 

就活生であったバトラーは、30社以上に落ちて家に引きこもっていた際、親から読み聞かせてもらっていたこの本の存在を思い出し、これを読んだという。

この本のお陰で家から出れたそうだ。

親から子へ手渡したい、将来の子どもたちに読ませたい本だという。

 

他にも決勝戦まで残った名誉ある本たちを載せておく。

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

 
ヤバい経済学 [増補改訂版]

ヤバい経済学 [増補改訂版]

 
愛なき世界 (単行本)

愛なき世界 (単行本)

 

 

最新の本もあれば、結構古い本もある。

本好きならではの視点で選ばれた、どれも素晴らしい本ばかりである。

僕は何冊かhonto honto:書店、通販、電子書籍のハイブリッド総合書店【共通hontoポイント貯まる】 で購入した。

 

決勝まで進めなかったものの、面白そうだと思って買った本がある。

タタール人の砂漠」である。
タタール人の砂漠 (岩波文庫)
 

 

向上心を持った青年が派遣されたのは、僻地の砦。

砦の向こうにはタタール人がいて、彼らから国を守るのが青年の役目。

しかしタタール人は今まで一度も攻めてきたことはない。

青年は最初は何度もこの仕事をやめようと考えていた。

ここに居ては出世などできないのだから。

しかしいつのまにか、この仕事を、砦を好きになってしまった。

そして歳をとって街に帰るまさにその日、タタール人がやってくる。

果たして彼のとった行動とは。

 

なんてバトラーが宣伝していた。

バトラーは岩波の小説を片っ端から漁って、数百冊目でこの本に出会ったそうだ。

僕は心を奪われた。

買ってしまった。

届くのが楽しみだ。

 

本は素晴らしい。

知識も心も満たしてくれる。自分の世界を作ることができる。

活字を読まない人が増える中、メディアが文字から映像へと移行する中、少しでも活字の魅力に気づいてくれる人が増えればいいなと思う。

活字の宣伝を、この活字ブログでやってもあまり意味はないのかも知れないが…

 

以上。

熱海旅行その2 来宮神社

キャッシュレスが盛り上がっているので、そっちの記事を先に書いてしまった。

熱海旅行の話の続き。

前回はこちらから。

熱海旅行その1 - 大内裏

 

2日目。

起きたのは8時半くらい。

ホテルで朝食を頂いた。ミートボールがうまかった。

最近、米の味にうるさい自分がいる。

大学の食堂や弁当の米が美味しくないのだ。

なんかべちゃっとしているし、ツヤもない。

セブン弁当の米は最高。

 

チェックアウトの時に、ホテルのスタッフと雑談。

これから行くところを決めていないというと、熱海の話をしてくれた。

熱海は冬にも色々な観光要素があるという。

もちろん温泉も冬ならではかもしれないが。

冬でも花火大会。

1月に咲く熱海桜。

恥ずかしながら、全く知らなかった。

ホテルのスタッフも、知名度がないと嘆いていた。

もったいないに尽きる。

熱海を応援していきたいと思った。

 

熱海駅からバスに乗って、来宮神社に向かった。

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来宮神社ホームページ: 來宮神社

 

一言。

綺麗な神社だった。

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そして、とても興味深い神社だった。

 

この神社は、大国主命が国を治めるため、島根の地からやって来た際、気候風土がよく温泉も湧くこの伊豆の地を気に入ったため、この地に居を構えたという。そのあとが、この神社ということだ。

 

この神社は大楠がシンボルである。

樹齢2000年を超えるこの木は本州最大とも言われており、パワースポットとして人気だそうだ。

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この木を一廻りすると寿命が一年延びるという。

 

僕がこの神社を興味深いと思ったのは、他の神社の差別化に取り組んでいたことだ。

例えば、社務所にカフェが併設されている。

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ラテやコーヒーが普通に販売されていた。

緑に囲まれた清々しい場所で飲む一杯は特別なのだろうか。

女性のグループやカップル、高齢者の夫妻などが休憩に利用していて、とても賑わっていた。

 

さらには、スマホの撮影台まであった。

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インスタ映えを狙っている。すごい神社だ。

 

もしかしたらこういう取り組みに対して批判があるのかもしれないが、僕はこの神社はとても素晴らしいと思う。

神社の役割とはなんだろうか。

僕が思うに、神社とは安らぎの場であるべきだと思う。

誰にも打ち明けられない思いを、神様にお願い事として打ち明ける。

少し心が軽くなる。

 

カフェにもそんな安らぎの力があると思う。

美味しい飲み物は喉だけでなく、心も潤してくれる。

そういう意味では、神社とカフェの相性はとても良いのではないだろうか。

 

時代の流れから、地域の繋がりが弱くなっていると言われる。

しかし神社は日本全国に点在する。

地域社会の拠点として、地域復興の拠点として、神社の役割を見直してみても良いのかもしれない。

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東京への帰りに、駅前で団子を買った。

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焦げがいい感じ。

やっぱり花より団子である。

 

以上。

 

 

paypayで10万貰った話と、吉野家でオリガミペイをした話

iPadProをpaypayで購入した。

当てた。

9万6千円。

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そしてこのiPadProを使って、この記事を書いている。

ペンシルやキーボードの還元も含めると、10万を超える。

孫正義に足を向けて寝られない。

docomoユーザーで申し訳ない。

 

色々と良いタイミングなので、キャッシュレスについて考えてみたい。

 

この経済産業省のPDFを読めばわかると思うが。

http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf

 

解説する。

まず、現金決済とキャッシュレス決済のそれぞれのメリットはこうだ。

 

・現金決済

基本的にどの店でも使える

スマホ、電波が無くてもOK

 

・キャッシュレス決済

履歴が見られる

ポイントがつく

 

色々議論があるが、ここではポイント還元についてフォーカスを当てたい。

 

前提として、キャッシュレス支払い手段には、大きく分けて4つある。

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  1. 電子マネーSuica,PASMO等の交通系WAON,nanacoなどの流通系)
  2. デビットカード(三菱VISAデビット、住信SBIネット銀行VISAデビットなど)
  3. モバイルウォレット(Paypay,OrigamiPay,楽天Payなどスマホ決済)
  4. クレジットカード(言わずもがな)

 

で、今話題なのが3のモバイルウォレットだ。

理由としては、ポイントであったり割引特典であったり。

 

今話題の3つを図解してみた。

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魅力的なのはオリガミペイだ。

使ったその場で2パーセント割引が適用されるので、使わない理由がない。

今なら吉野家で常時190円引きキャンペーンをやっている。

https://twitter.com/origami/status/1074504434879684609?s=21

僕は今日の夕飯を吉野家で食べた。

スマートニュースで50円クーポンを配信しており、それらを組み合わせれば牛すき御膳(690円)が450円。

決済も簡単だし、やらない手はない。

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また、LINEPayも20%還元を行なっている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1812/14/news133.html

このスマホ決済戦国時代、我々がこれらのキャンペーン乗らない理由はない。

 

キャッシュレスは国にとってもメリットだ。

お金の流れが見える。

現金の管理は莫大なコストもかかる。

http://www.news24.jp/articles/2018/02/07/06385085.html

無駄な労働人員の削減も可能だ。

 

そもそも、日本はキャッシュレスを普及できる土台は揃っているのだ。

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クレジットカードの保有枚数は驚異の一人当たり7.7枚。

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でもそれらはタンスで眠っている。

クレジットカードには年会費のかかるものもある。

これを機に、無駄な年会費がかかっていないか確認してみてはいかがだろうか。

 

では、どうしたらキャッシュレスが普及するのか。

経済産業省が自分で答えを出していた。

韓国では、クレジットカードを1000円以上利用すると、毎月行われる宝くじ(1億8000万円)の参加権利が付与されるという。

また、上限30万円で、年間クレジットカード利用額の20%所得控除もされるという。

日本でもやるべきだ。

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Paypayの100億還元であれだけ盛り上がったのだ。

 

あとは、高齢者への対応だろう。

僕の祖母は二人とも元気なのだが、どちらもスマホに乗り換えた。

たまにLINEで長文を送ってくる。

LINE通話も使いこなしているし、スタンプもよく使っている。

しかし、まだまだ彼女ら友達には、ガラケーの人が多いらしい。

 

高齢者がクレジットカードを持っていないというのは、間違いだ。

JCBの調査ではこのようになっている。

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https://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/20170217.pdf

70代のデータは載っていないので、一概には言えないが。

要するに、クレジットカードは持っていても使っていなかったり、スマホ決済と連携していなかったり。

 

なんか話があっちいったりこっちいったり、わかりにくくなってしまった。

 

結論。

iPad Proありがとう。吉野家ありがとう。

キャッシュレスは還元がおいしい。

クレジットカードを有効的に使おう。

 

以上。

 

 

 

 

 

熱海旅行その1

授業が終わってから、青春18切符で熱海へ向かった。

青春18切符というのはJR乗り放題の切符である。

http://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=117001085

5日間で11870円。

1日あたり2370円。

春、夏、冬の特定の期間のみ使える。

大人の休日倶楽部などとは違って、年齢制限はない。

 

僕は鉄道オタクを名乗れるほど鉄道に詳しくないが、鉄道の旅というものが大好きだ。

中学生の時は福岡から枕崎。

高校生の時は大阪から北陸・長野、北海道から三陸を経て仙台。

色々な旅行をしてきた。

今現在、僕が足を踏み入れたことのない都道府県は、鳥取県と宮崎県だけである。

大学生のうちに必ず訪れたいと思う。

 

話を戻そう。

熱海へ行った。

理由は、電車の中で本を読んだりレポートを書いたりしたかったからだ。

そして、温泉に入りたかった。

クラスの女の子から既読スルーされた心の傷を癒したかった。

 

渋谷は湘南新宿ラインが通っているので、そのまま東海道線へ。

途中の大船で、ふと思った。

湘南モノレールがあるではないかと。

乗った。

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初めて乗ったが、楽しかった。

ジェットコースターは高所恐怖症で乗れないのだが。

湘南モノレールこそジェットコースターではないだろうか。

ICカードが使えないと聞いていたが、今年からPASMOが使えるようになっていて驚いた。

そういえばそんな記事があったような。

https://news.mynavi.jp/article/20180819-shonanmonorail/

 

湘南江の島の駅も綺麗だった。

まだペナントが入っていなかったので、スカスカではあったが。

オープンしたばかりだとはつゆ知らず、写真を撮り忘れた。

こんなことではyoutuberにはなれない。

https://www.tetsudo.com/special/report/20181201/

償いの意味も込めて、記事を貼っておく。

 

そのあとは、江ノ島電鉄で藤沢へ。

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なぜか嵐電 http://randen.keifuku.co.jp を思い出した。

雰囲気的に似ているのかも。

嵐電帷子ノ辻難読駅

鎌倉にも行ったことがないので、今度行ってみたい。

 

藤沢からは、国府津で乗り換えて御殿場線へ。

ここからJR東海管轄なので、車両が変わる。

313系

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曇っていて富士山が見えなかったので、読書と執筆活動に勤しんだ。

とても捗る。

本紹介とかもしていければと思う。

 

そのあと、沼津を経由して熱海へ。

熱海は、坂が多かった。

レンタカーを借りなかったことを心底後悔。

坂道の写真を撮ったつもりだったが、見つからない。

 

駅前はあまりレストランが見当たらず、歩いて熱海銀座へ。

洋食の気分だったので、レビューが良かった宝亭へお邪魔した。

宝亭 〒413-0013 静岡県熱海市銀座町5-10 https://goo.gl/maps/6yKZzv75sET2

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カツカレーを頂いた。カツはサクサクでうまかった。

 

バスを乗り継ぎ、宿へ。

温泉ホステル 陽の笑(ひのえみ)Onsen Hostel Hinoemi/ 旧・カオサン熱海 Khaosan Atami 〒413-0003 静岡県熱海市海光町9-9-8 https://goo.gl/maps/gEdky1LdEeM2

 

この宿はよかった。スタッフの対応がよかった。

部屋が広かったし、温泉も一人で楽しめた。

熱海の温泉は湯量が少ないらしく(ホテルの人の話)、薄めているみたい。

硫黄臭いのが苦手な人は、熱海がおすすめである。

夜はお茶漬けサービスなどもしているとのこと。

コミュニティスペースにはスーファミも置いてあった。

また今度複数人で来たいと思った。

 

隣の部屋は女子大生?のグループだった。

声がうるさいと思いつつ、僕の笑い声も相当大きかったはずなので、お互い様である。

Big Bang Theory の面白さには負けてしまう。

海外コメディドラマ。おすすめ。

AmazonプライムNetflix 、Huluで検索。

 

以上。

 

 

大内裏

大内裏

このブログの名前である。

 

「大学生」の”dai”

「日記(ダイアリー)」の”dai”

「死(ダイ)」の”dai”

 

“dai”に引っ張られた。

そして、自分は渋谷の丘にある、皇族に所縁のある大学に通っている。

大内裏しかなかろう。

死の項目だけ異質だが、一本書けそうな内容だから別にする。

 

大内裏

平安京の宮城である。

天皇の住処。

https://kotobank.jp/word/大内裏-91599

不敬であるとは思うが、それなりに頑張って書いていきたい。

 

もともとブログには関心があった。

受験期 https://daidairi.hatenablog.com/entry/2018/12/15/010456 には

受験対策のブログ https://ameblo.jp/lm049327/theme-10000550777.html も読んでいた。

これは私立文系の僕にも参考にさせてもらった。

有名どころだと「ヤギブロ」とかは読んだことがある。

 

 

ブログをやろうと思ったきっかけは2つある。

1つは、澤円さん(日本マイクロソフト)の言葉だ。

「なにか発信しよう」

 

僕はNewsPicksの学割有料会員である。

https://newspicks.com

たまに学生向けのイベントも開かれ、澤さんのような方の講演会にも参加できるのだ。

NewsPicksの有料記事は面白いので、お金を払ってでも読むに値すると思う。

コメントは好き嫌いあるだろうし。

 

「なにか発信しよう」というのは、AIとかRPAとかの発展で人間の存在価値を見直した時、じゃあ機械ができないことは?っていう流れだったと思う。

また、就職や社会で生き残っていくためには、差別化が求められる。

君じゃなきゃダメな理由は?

https://open.spotify.com/track/2wvjGSWamFfhDgl2d04qBV?si=iESJt3TdSyGiRRW0Guzo6w

に答えなければいけない。

 

発信することで相手からの反応も返ってくるし、何より自分の考えを整理することにも繋がる。

そこで、僕はブログという手段を選んだ。

そのうちyoutuberもやるのかもしれないけれど、そうせざるを得ないときが来てから考えようと思う。

 

これからは動画の時代で、ブログなどは淘汰されるだろうと言う人もいると思うが、僕はそうは思わない。

文字の方が相手に伝わる情報量が多いからだ。

事実として、youtube上にも2ちゃんねるのコピペを、そのまま動画化して垂れ流しているような動画が、意外と数万回再生されていたりする。

 

 

ブログをやろうと思った2つ目のきっかけは、友人がブログをやっていたからだ。

彼は株やら仮想通貨やら色々なものに手を出していて、とても面白い人間だと思う。

世の人は彼を変人というだろうし、僕も彼のことは変人だと思っている。

しかし、普通の人が普通に良い人生を過ごすことができる時代はすでに終わっているのではないだろうか。

 

彼には言っていないが、僕は彼のことを尊敬している。

チャレンジスピリットというものを持っている。

この大学でこういった人に会えるとは思わなかった。

彼が将来活躍してくれたら、素直に嬉しい。

 

要するに、このブログは僕の自己満足である。

何かしらの特典が後で返って来ればラッキーだし、飽きたらフェードアウトするかもしれない。

その時まで、付き合って頂ければ幸いだ。

 

 

受験と高校生活

12月。

世間はクリスマスだなんやらで忙しいが、受験生にとってみればセンター1ヶ月前なのだから、そんなこと知ったこっちゃない。

バイト先で高校生を受け持つ講師の一人として、医学部受験の二浪の友人がいる身として、彼らが全力を出し切れたらよいなと思う。

 

この記事で、自分の受験生活を振り返りたい。

 

結論から述べると、僕は志望校に合格できなかった。

早稲田には現役時代に「文構、人科、教育、商、社学」を受けて全滅。

浪人時代に「文構、教育、政経、商、社学」を受けて全滅。

合計35万円である。

 

浪人時代には、慶應も受けた。

日吉は好きではなかったが、三田ブランドには魅了される。

「文、法、経済」を受けた。全滅。

10万5千円。

 

所謂MARCHも受けた。

明治は2年連続で受けた。

法政、立教も受けた。

合格の文字は最後まで見つからなかった。

 

東京理科大学経営学部も受けた。

理系の大学にも関わらず文系科目だけで受けれるので、これを読んでいる諸君は一考してみてはいかがだろうか。記述対策が必要だが、落ち着いて考えれば解けない問題では無いと思う。

僕は落ちたが。

 

結局通っているのは、渋谷の丘の上の大学。

最寄りが渋谷とはいえ、駅から歩いて15分。そして坂を登らなければならない。

早稲田の馬場歩きよりはマシだと思うが、うちの大学も通うことだけで鍛えられる。

 

この大学の入試の英語の問題で、猫についての話が出たことを覚えている。

底辺の大学らしいと思いながら解いた。

まさか自分が通うことになるとは思わなかった。

 

受験には途方も無い金額がかかった。

死んでも親に逆らうことなどできないし、自分の精一杯の挑戦を応援してくれたことに感謝の気持ちしかない。

 

本題に戻ろう。

2年間の受験生活の話だ。

 

いや、前提知識がいるはずだ。

高校生活について書くことにする。

 

僕が通っていたのは、とある公立高校。

偏差値は府内でも公立高校トップ5くらいに入るはず。

そして、立地が良い。府庁の隣だし。

東京でいうと、日比谷高校みたいな感じだと思う。

 

自分の高校生活は、勉強とは無縁そのものだった。

中学生の頃から野球観戦が趣味だった僕は、高校でその趣味が爆発する。

なぜなら、高校から京セラドーム大阪まで30分以内でいけるからだ。

 

僕は、毎試合のように京セラの外野スタンドに通った。

高校1、2年の間で100試合は行った。

ユニフォームとタオルを学校に持って行って。

メガホンはいらない。体と喉があれば応援できる。

 

当初は、福岡ソフトバンクホークスのファンだった。

関西鷹狂会といういい応援団がいて、 楽しませてくれる。

毎日のように、喉を枯らした。

中日ドラゴンズも好きだったから、甲子園にも行った。

オリックスバファローズの友人にも出会い、渋い応援歌にどハマりした。

結局、今ではオリファンを名乗っている。

大阪紅丑會と神戸蒼誠会のトランペット、太鼓は一級品だ。

ぜひyoutubeで見てほしい。

https://youtu.be/MuK7jPaBunc

 

もちろん勉強など手に着くはずもない。

特に数学、世界史は落第スレスレ。

学年は360人だったと記憶しているが、300番台の常連だった。

まぐれで、356位も記録した。

だからなんやねんと言われればそれまで。

 

高校3年の夏になって、スタディサプリ https://studysapuri.jp を始めた。

これは心からおすすめしたい。

英語の関先生、日本史の伊藤先生の授業を始めとして、どれもわかりやすく納得できる授業ばかりだ。

時間の制限もないし、月額1000円というのは驚異的である。

英語の文法など、基礎から勉強し直した。

それなりに効果はあったはずだ。

成績も200位台にまで上がった記憶がある。

 

自分は大学は東京の大学に行くことを決めていた。

両親はどちらも東京の大学だったし、プロ野球だけでなく六大学野球もある。

現役時代は早稲田と明治を受けた。

 

受験期間中は東京にいたのだが、夜はほんとうにしんどかった。

夜中突然眼が覚める。

冷や汗で下着が絞れるほど。

 

明治の対策などする暇もなかったし、落ちるのは仕方ないと思ったが、罠があった。

合格者の数が減らされていたのだ。

https://diamond.jp/articles/-/143692

 

定員に対する合格者数の厳格化を行い、守らなければ補助金カットとかいうわけのわからない政策。

僕はドンピシャで当てはまってしまった。

これで一番被害を被るのは、合格ラインギリギリに滑り込む現役生である。

そして、彼らは浪人をするのだ。

 

大学に入って言われたのだが、最近の首都圏の大学生はほとんどが首都圏出身なのだそうだ。

昔は地方から多くの大学生が上京してきたらしい。

その大学生は結婚して子供を産んでも首都圏に残ったのだろうか。

地方出身者が珍しい存在となっているという。

 

だから、大学の合格者数厳格化をしても、彼らは地方の大学に行くなど微塵も考えない。

河合塾駿台に通うのだ。

この政策はなんだったのか。

https://www.asahi.com/articles/ASL5H77NVL5HUTIL067.html

 

浪人生活は、それなりのものだった。

河合塾には、良い先生も悪い先生もいた。

ロジックをしっかり教えてくれる先生、背景知識を詳しく解説してくれる先生、理不尽に怒って授業中イライラしている先生、淡々とした眠い授業をする先生。

良い生徒も、悪い生徒もいた。

イケメン、金髪、メガネ、コンタクト。

 

浪人は成績が伸びにくいと言われている。

僕もその流れに当てはまった。

6月くらいまでは比較的伸びていたものの、夏休み頃から伸びなくなった。

むしろ下がっていた。

 

一番ひどかったのは、結局国語だった。

現代文の成績が伸びない。それでもお前は文系かと言いたくなる。

英語も上がり下がりが激しかった。

 

英語が悪かった理由は、結局のところ語彙力だったと思う。

この文章も単語が読めるから意味がわかるわけであって、単語の意味がわからなければ読めるはずもない。

僕は楽して受かりたかったし、単純作業が嫌いだったから単語をサボった。それだけだ。

こればっかりは少しばかり後悔している。

 

現代文が悪かった理由はわからない。

本を読むのは好きなのだが、点は乱高下。

今でも理由はわからない。

 

夏ぐらいから、現代文に見切りをつけて慶應の小論文対策をした。

これは当たった。

慶應オープンで、小論文に限っては経済でB判定が出た。

英語は失敗したが、日本史はそこまで悪くなかった。

そこから、三田に通う夢を見ることにした。

三田にも行った。

気分はKOボーイ。

 

冬になって、河合塾のチューターと志望校の決定を行う。

適正レベルは、明治~早稲田教育あたりだった。

まあどうにかなると思ってた。

 

結果は先述の通り。

一番辛かったのは、理科大に落ちた時。

母親と一緒に泣いた。

 

なにくそ根性も早慶の前では役に立たず。

滑り止めの滑り止めに通うことになり、今に至る。

 

別に、たまたまこの記事を読んでしまった1人の受験生に、滑り止めの滑り止めを考えておけなどと言うつもりは毛頭ない。お金、日程、精神状態、人それぞれなのだから、正解などないはずだ。

ただ我武者羅に頑張って、僕が見れなかった景色を見て欲しい。

 

以上。